大阪不動産マーケティング協議会は4月16日、大阪市生野区にて第3回人権フィールドワークを開催しました。この日は14社より23名が参加しました。
フィールドワークに先立ち、KCC会館にて在日韓国民主統一連合大阪本部金昌五副代表委員による講演「日本と韓国・朝鮮の過去・現在・未来 -日本の中の韓国・朝鮮、コリアンを訪ねる前に-」が行われました。講演では古代朝鮮と日本の関わり、日本による植民地支配と在日朝鮮人などの歴史と、在日朝鮮人から見た日本社会などが話されました。
フィールドワークでは、平野川・御幸森商店街(朝鮮市場)・御幸森神社・朝鮮学校などを解説頂きながら見て歩きました。その後、再度KCC会館での質疑応答の場を持ち、フィールドワークを終えました。
この日は懇親会も開かれ、会員相互の親睦が深められました。
2月10日、2015年の最初の催し「第5回マーケティングフォーラム」がドーンセンターにて開催されました。この日は37社より77名の方にご参加頂きました。マーケティングフォーラムでは過去最高の来場数となりました。
開会のあいさつに立った川越代表は多くの参加を頂いたことに感謝を表明した後、今フォーラムがこれからの事業に役立つものになる様に企画した旨を語られました。この日のマーケティングフォーラムは3部から構成されています。第1部では「2015年の日本経済の展望」をテーマにニッセイ基礎研究所の櫨(はじ)専務理事をお招きして講演が行われました。櫨先生は多彩なデータを用いながら、消費と増税後の日本経済が、駆け込み需要の反動減を上回る実質所得の低下がある点を指摘されました。その一方で団塊世代の引退もあり、人手不足経済へ転換している現状についても明らかにされ、女性と高齢者の活用等が企業の課題になることなどを語られました。非常に分かりやすい解説には当日参加頂いた方からも大変評価を頂きました。
第2部では会員の皆様にご協力頂きました「第2回近畿圏新築分譲マンション市況アンケート」の結果を工業市場研究所久田大阪事務所長より報告頂きました。この結果はHP内にあるプレス資料をご参照頂ければと思いますが、2万戸を大きく越える本年の供給量見通しが示されました。
第3部では市場開発研究所李社長が「2015年の近畿圏分譲マンション市場の見通し」と題して話しました。今後の市場は原価上昇に伴うマンションのポジション変化を踏まえた戦略が必要と述べました。
マーケティングフォーラムは回を重ねる毎に多くの方にお越し頂いている他、内容についても評価頂いています。一層の充実を図りたいと思います。
2月6日、大阪府咲洲庁舎にて「平成26年度「差別につながる土地調査」防止に向けた業界団体意見交換会」が開催されました。当日は業界団体の他、大阪市ダイバーシティ推進室・大阪府住宅まちづくり部・大阪府府民文化部人権局が参席しました。
大阪府の前田人権課長のあいさつにはじまり、業界団体毎のこの一年活動報告の後、意見交換が行われました。また行政からは宅地建物取引業法改正についての報告、差別の防止に向けた行政の取り組みについての情報提供がありました。この中で「(同和地区の所在地を掲載している)ツイッターを土地調査等を行う事業者がフォローすることは条例に違反する調査を行っているとみなされる可能性が極めて高いと考えられることから、会員の皆様に啓発いただきたい。」との注意喚起がありました。
毎年1回、計4回開催された意見交換会ですが、一定の成果を修めとこともあり、各団体からの意見もあって、今後は隔年開催を原則とすることが確認されました。
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